シマンテックは5月20日、クラウド向けにシングルサインオン、アクセスコントロール、およびコンプライアンスの3つを提供する、新しい統合セキュリティサービス「Symantec O3(シマンテック オースリー)」を発表した。

「Symantec O3」概要イメージ

本サービスは、多種多様で管理が難しいクラウドサービスを、場所、時間を問わず様々なデバイスからアクセスして利用したいという企業ニーズに応える、高度なセキュリティ・ゲートウェイサービスで、クラウドサービスの利用者は、アクセス制御されたセキュアなシングルサインオンにより、アプリケーションを利用できる。

「Symantec O3」システム概要

クラウドサービス利用の単一のゲートウェイとすることで、エンドユーザはシングルサインオンによる簡単・安全なアクセスが可能となる。一方、企業IT管理者には、セキュリティポリシーの実施とコンプライアンス対策が、管理者コンソールを通じて目に見える形で、容易に実施ができるといったメリットがある。また、管理者は、統合された管理者コンソールを通じて、全ての利用者のアクセス制御が可能。

また、強固な認証を提供するクラウド型セキュリティサービスであるSymantec Validation&ID Protectionが内蔵されているため、ワンタイムパスワードによる二要素認証の実施も可能。

価格は、年間1ユーザあたり3,000円から(10,000人規模で導入の場合)。