リンクは5月15日、エーティーワークスと共同で展開しているホスティングサービス「at+link」の、プライベートクラウドサービス「at+linkプライベートクラウド・ライト」において、上位スペックプランの提供を同日より開始すると発表した。

「at+linkプライベートクラウド・ライト」は、サーバ1台を自社専用のクラウド環境として利用でき、仮想サーバを専用の管理パネルから作成できるプライベートクラウドのホスティングサービス。

at+linkプライベートクラウド・ライトの管理パネル。サーバラックを模したUIになっている。

今回、発表されたのは、現在、提供されている「プランA」の上位プランとなる「プランB」。「プランB」は、「プランA」に比べ、CPUスペックが高く、メモリやディスク容量が増える。

また、あわせて「プランA」「プランB」のいずれにおいてもカスタムOSの使用が可能になり、Windows やUbuntu、DebianなどのOSのISOイメージをVPSにアップロードして使うことができる。

「プランA」と「プランB」の主な仕様は以下の通り。

プランA プランB
CPU Xeon E3-1265Lv2 Xeon E5-2603
メモリ 8GB 24GB(最大 48GB)
HDD 500GB+500GB(バックアップ) 1TB×3 [ RAID 1+バックアップ ]
グローバルIPアドレス※1 /28(16) /27(32)
リソースの変更 コントロールパネル操作から数分で可能
NIC追加 最大5つまで追加可能
ローカル接続 コントロールパネルからローカルネットワーク作成可能
ファイアウォール コントロールパネルから設定可能
回線 100Mbps 共有回線
標準OS CentOS 6 x86_64
カスタムOS ISOイメージアップロードにより可能。種類に制限なし。
初期費用 0円 150,000 円
月間利用料 15,000円 25,000円
※ サーバスペックは申込時に変更可能。
※1 グローバルIPアドレスのうち、VMに割り当てられるIPアドレス数は、プランAで12、プランBで28。

価格は、「プランA」が初期費用0円、月額利用料1万5000円、「プランB」が初期費用15万円、月額利用料2万5000円。