さっそく「AQUOS PAD」を手に、日本橋から東海道を下っていくことにしよう。ちなみに今回のルールは次の通り。

  • 「AQUOS PAD」はスリープに入らないよう画面消灯までの時間を30分に設定(スリープしない設定にはできなかった)
  • つねにGoogle Mapsを表示させ、GPSで現在地を確認しながら進む
  • 「AQUOS PAD」のバッテリーが切れるか、もしくは私とOさんのいずれかが歩けない状態になったら企画は終了する
  • 歩数計のFitbitをつけて消費カロリーや移動距離を測定する

タブレット端末においてバッテリーを消耗する原因はいろいろあるが、中でも影響が大きいのは液晶画面とGPSを使うことである。今回はその両方をつけっぱなしにするため、「AQUOS PAD」にはかなり過酷な条件といえる。

なぜそんなハンデを「AQUOS PAD」に課したのかというと、公式サイトのスペック表に「連続使用時間約24時間(静止画表示時)/約12時間(動画再生時)」というおそろしい数字を見つけてしまったからだ。最初はスリープ状態で持ち運ぼうと思ったのだが、それだとバッテリーが切れるまでにヘタすると3日くらいかかってしまい、男二人で箱根の温泉に泊まるはめになりそうだったので、急遽このようなルールを設けることにしたのである。

さて、そんなこんなで東海道五十三次 with AQUOS PADがスタートした。

誰も得をしない企画が始まった

……と威勢よく出発したのはよかったが、実はこんなことになるとは思っていなかったので、東海道とはどの道のことなのかまったく調べていない。ならばと、「AQUOS PAD」の地図を頼りに何となく南下していくことにした。

日本橋からいざスタートである

この時点での電池残量はもちろん100%

最初の目的地は品川だ。Oさんによると、ここにはかつて東海道五十三次の最初の宿場となる品川宿があったという。