西島大介が映画「アンチヴァイラル」に寄せたイラスト。

西島大介が、映画「アンチヴァイラル」が5月25日より公開されることを記念してイラストとコメントを寄せた。

「アンチヴァイラル」は、デイヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグが監督した映画。西島は「クローネンバーグの息子、まじクローネンバーグ」「20世紀に置き忘れてきたグチョグチョドロドロこそが、クローネンバーグ的なデザイン」と、親子の通貫する作風について語っている。

また5月2日より全国の公開劇場および関連劇場では、クローネンバーグ作品をナビゲートしたフライヤーを配布。西島はフライヤーにも「ビデオドローム」「ザ・フライ」「裸のランチ」「イグジステンズ」を紹介するコメント・イラストを執筆しているので要チェックだ。

西島大介コメント

クローネンバーグの息子、まじクローネンバーグ。そんな印象の作品でした。ほとんどCG使ってなさそうなところも好印象。irohaやTENGAが20世紀に置き忘れてきたグチョグチョドロドロこそが、クローネンバーグ的なデザインだと思います。一見清潔な印象もある「アンチヴァイラル」は、しかしそのままでは終わらない作品。主人公がどんどん具合悪くなっていく流れ、クローネンバーグ王道で最高です。ゴホゴホッ。ゴホッ…。