Steve Souders - High Performance Web Sites

GoogleのHead Performance Engineer、Steve Souders氏は4月5日(米国時間)、この1年間でWebページの平均サイズは約24%増加したと報告した。2012年3月15日から2013年3月15日までのAlexaトップ1,000サイトのデータ転送量と総リクエスト数から算出したもの。2012年3月15日の平均サイズは829KBだが、1年後の2013年3月15日には1031KBになっているという。

Steve Souders氏は2010年後半ごろからWebサイトのデータやリクエストに関するデータを収集する「HTTP Archive」という取り組みを開始。今回の発表はこの取り組みで収集したデータをベースに算出している。当初、集計方法を誤って44%の増加と発表していたが、後から計算方法を見なおして、最終的に24%の増加だと発表した。

さらに1年前の集計(2011年3月15日から2012年3月15日)では、1年間あたりで25%の増加が観測されており、依然として高い割合でページサイズの増加が続いていると指摘。データサイズの増加では動画データが主な要因になっているとの説明がある。