熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップから、トレンド・グルメ・スポーツなどのスポット&イベント、便利・健康・天気などの生活情報まで、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分のニュースを総ナメできる!

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●「菊川怜が電撃結婚!? 小倉が暴露」【とくダネ】

番組オープニング、小倉智昭が満面の笑みで「おはようございます。菊川怜ちゃんが結婚しました!」と発表。隣で菊川はわずかに微笑んでいる。まさか……と思ったが、「エイプリルフールです。つき合っている相手もいません!」と宣言する小倉。「コラッ!」とツッコむ菊川。ただのウソではなく、“恋人なし”の事実をブッ込んでくるのが小倉らしい。

その後、シニア婚活の特集でも小倉は、「もう少し上に(結婚相手の)対象を広げてみたら。お金持ってて玲ちゃんくらいの年齢がいいという男性は多いから」と失礼な振りを入れる。首をひねりながらも「じゃあ、お願いします!」と笑顔で返す菊川。この2人、けっこう相性がいいのかも。

●「上原さくらの夫・青山氏が激白。『包丁を突きつけられた』」【ミヤネ】

現在、別居状態であり、離婚協議中の2人。慰謝料5億円要求、「完全犯罪で殺したい」「崖があったら突き落とす」の発言、複数の不倫相手がいるなど、上原の言動が週刊誌をさわがせているが、真実はどうなのか。番組は夫の青山氏を直撃した。

青山氏は、「(上原の不倫を聞いて)『やっぱり』と思った。相手は全く知らない」「(上原が離婚調停を欠席した理由は)何があっても午前中に起きない人だから」「包丁を突きつけられた。彼女の不倫相手に殺されるのではと怖い」「妻は私の秘書に体の提供を持ちかけており、断ったらお金を渡そうとしてきた」などとセキララに告白。

一方の上原はダンマリで、所属事務所もコメントなし。ここに来て、「高級フレンチで男性と泥酔、激安ラブホでの密会、浮気相手が3人」なんて報道も出ているだけに、反論しないと認めていることになりそうだが……。オチは宮根誠司の「火曜サスペンスみたい」のひと言だった。

●「デーブが中島知子との“うどん会”を大公開」【ミヤネ】

先週、病院からの退院、2年ぶりのテレビ出演、所属事務所の退社(松竹側は認めていないとの報道も)と、急展開を見せた中島の動向。両親を絶句させ、所属事務所は「誠に遺憾」、先輩の笑福亭鶴瓶にも「まだテレビに出したらアカン」と総スカンを食らった中、ただひとりデーブ・スペクターがフォロー役を買って出た。

テレビ出演の1時間30分後、デーブは中島と日本料理店で会食をしたという。「よく笑っていたし、言葉に説得力があった。予想以上に明るくてたくさんの話をした」と中島の健在ぶりを伝えるデーブ。「そんなに肉が好きならTPPは参加でいい?」というジョークまじりの振りに、「そうですね。安く買えるなら」と返すシーンもあったとか。ゆえにデーブは、「返しがいいし、昔のようにツッコミもしていたから、マインドコントロールではない」と主張する。ちなみに、中島は煮込みうどん御前1800円を食べていたらしい。

一方、井上公造は、「数日前、近しい人に『グルジアでもロシアでも行って自由になりたい』と言っていたから、芸能界復帰したいというのは疑問」「全くちがう中島さんが2人いるような印象」と語る。出演させたテレビ朝日に否定的な声が寄せられ、事務所との関係も悪化した今、今後のテレビ出演は難しそうだ。

●「アラフォー新雑誌の表紙を飾る米倉涼子に密着」【ノンストップ】

女性誌『DRESS』の表紙モデルを1年間務めることになった米倉。次々とブランド服を着こなし、1億円超のジュエリーを身に付けてニコリ。余裕の立ち振る舞いだったが、密着リポーターに結婚適齢期の話題を振られると、「そういう風に言われるとむかつく!(怒ったように見せかけて)ウソウソ。頑固に『結婚しない』とも言わないし、いい恋したいし、結婚は人生の中で楽しめるものの1つ」とサバサバ語った。スタジオのLiLiCoは、「それが正解。日本人は焦りすぎ!」と激しく同意し、存在をアピールする。芸能界の“アラフォー独身タレント枠”は、ポジション争いがし烈なのだ。

さらに密着は続き、メイク時間がわずか15分、ラジオ体操にハマっていることを明かすなど、この奔放さが視聴率女王たるゆえんか。


●「菅野美穂を口説き落とした堺雅人のテクを探る」【ノンストップ】

ドラマ『リーガル・ハイ』の試写会に現れた堺。結婚発表後後、初の公の場だけに注目が集まったが、コメントは発せず、「おめでとうございます」の声に満面の笑みで応えるのみ。これを見た設楽統は、「ふだんから笑顔が印象的なんですけど、よりそう感じますね」と薄味コメント。

番組は「堺が菅野をどう口説いたのか?」に注目。ポイントは、「堺がホメてホメまくるタイプだったから」という。かつて宮崎あおいに「僕は宮崎を愛しているんです」と驚かせてから「宮崎県出身なんです」とウインクしたり、竹内結子を「好奇心旺盛な子どものようにキュートな人」、広末涼子を「とにかく美しい」、榮倉奈々を「演技が素晴らしい」などとホメちぎっていたのだ。そして菅野は「特に肌質がとてもいい」とホメたらしい。アラフォー女性にはうれしい言葉かもしれないが……。

●「キンタロー。が恋人をゲット! 恋人に真相を緊急取材」【ミヤネ】

番組内でキンタロー。からの告白を受け、即OKし、キスまで披露したモノマネ芸人・河口こうへい。番組は河口に、「それは本当に愛なのか?」「これをきっかけに売れたいのでは?」という疑惑を抱き、緊急直撃することに。相変わらずフットワークがいい番組だ。

「キンタロー。のどこが好き?」と聞かれた河口は、「顔」と即答。リポーターが「大きなところ?」と畳みかけると、「一緒にいて楽しいから」と答えたものの、河口はすでに汗だく状態。失礼な番組は、「ますます怪しい」とあおり、リポーターが「芸人として売れるチャンスだと思っていませんか?」と直球質問を浴びせる。河口は「僕はわからないので……流れに身を任せます」と挙動不審になりながらも、純粋なリアクションを見せた。さらに、「結婚は?」と聞かれた河口は「向こうがOKなら……」とこれまた純粋な回答。すでに交際1カ月というから、そろそろコラボモノマネも考えているのでは。

●「EXILE・HIRO、パフォーマー引退」【ミヤネ】

今年いっぱいでパフォーマーから身を引き、プロデューサーに専念することを発表したHIRO。メンバーとしては残るがステージには立たず、事務所の社長業や、後進の育成に力を注ぐという。

これを聞いた“自称・メル友”の宮根誠司がHIROの携帯電話にメール。「HIROさんは義理堅いからすぐに返信してくれた」というその返事には、「パフォーマーとしては一区切りになりますが、EXILE・HIROとして、さまざまな創造に挑戦していきたい」と書かれていた。これには宮根も「常に攻めているEXILEらしい」と絶賛。でも、どうせなら上戸彩のコメントを取って欲しい。

●「石原まき子さんが語る、裕次郎さんとの最後の日々」【とくダネ】

裕次郎さんとの連名で『死をみるとき』という本を出版したまき子さんに、同名の武藤まき子が独占インタビュー。まき子さんは、「裕さんは大酒飲みで、朝帰りはするし、キレイな女性もネオン街も大好き。でも、そういうのを取ったらダメなので理解しました。裕次郎さんという人に嫌われたくなかったから」と語る

その後、2人の家を案内するまき子さん。どの部屋も裕次郎さんが生きていたときのまま、残しているという。不意に見つけたチェスを指して「これは(神田)正輝ちゃんが(松田聖子との)熱愛中のときに買ってくれたもの。みんなが『まだ結婚は早いよ』と反対したけど、裕さんだけは応援していた」と秘話を明かした。

これを見た小倉は、「今の世の中、ご主人が先立って部屋をそのままにしておく妻はいるんでしょうか?」と皮肉込みのエールを送る。武藤は「(まき子さんは)目を輝かせながら『裕さんに絶対もう一回出会える』と言っていました」とその純愛ぶりを伝えていた。

●「ともさかりえと現夫、元夫の三角関係」【ノンストップ】

ともさかがブログにアップした写真でネットは騒然。現在の夫であるミュージシャンのスネオヘアーと、元夫の演出家・河原雅彦が2人並んでピースする写真をアップし、自ら「なんだ、この2ショット」とコメントしたのだ。ともさか夫妻は、河原が演出する舞台を見に行き、終演後に食事もしたという。さらに、ともさかは、「面白かったです、不思議と。次の話が出るくらい盛り上がった」と続けた。一般人には理解しがたい感覚だ。

スタジオでは、千秋が「いいんじゃない」と肯定。実際、元夫の遠藤章造と仲がいいからホンネなのだろう。一方、小島慶子は「面倒くさそう」、鈴木おさむも「男は昔の彼女とかを気にするから」と否定していた。


今週月曜から14時代の新番組『アゲるテレビ』がスタート。西尾由佳理をMCに据えてさわやかな印象を与えたいのか、ニュースも生活情報も味つけは薄めだった。

そのとき、裏番組の『ミヤネ屋』は、トップから中島知子や上原さくらなど、濃い味つけの芸能ネタを大特集! 明らかに『アゲるテレビ』を意識し、叩こうとしていた。

前番組『知りたがり』は、MCたちがスキャンダル続きの上、わずか1年で終了。『アゲるテレビ』もMCに決まっていた大塚範一の病気が再発するなど前途多難で、『呪われたフジの14時枠』なんて声も……。ますます絶好調な『ミヤネ屋』に負けず、頑張って欲しい。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。