Firefoxのリリース版がFirefox 20へアップデートされた。Firefox 20は多くの新機能が追加されている。Webデベロッパにとって利便性を向上させる機能が統合されたほか、バグの修正、セキュリティ問題への対処、プラグインハンドリングの向上など、さまざまな改善が実施されている。明示的にアップデートするには、Firefoxメニューから「ヘルプ」→「Firefoxについて」を選択すればよい。

アップデートはメニューから「ヘルプ」→「Firefoxについて」を選択することで明示的に実施可能

Firefox 20へのアップデート後

UIの変更としては、ダウンロードマネージャの変更がある。Safariのように、ダウンロードの進捗状況が検索フィールドの横にボタン状で表示されるようになった。このボタンを表示するとダウンロード状況の詳細が表示される。

ダウンロードが検索フィールドの右横に表示されるようになった

ボタンをクリックすると進捗状況が表示される

Webコンソールは別ウィンドウに独立させて利用できるようになった。デュアルディスプレイなど広いディスプレイを使っている場合の開発効率が向上する。

Webコンソールは分離して利用可能

Webコンソール使用例その2

Webコンソール使用例その3

Webコンソール使用例その4

プライベートブラウズはChromeのように別ウィンドウで利用できるようになった。これまでは、プライベートブラウズモードに入るとそれまでのセッションは利用出来なくなっていたが、Firefox 20からは通常のブラウジングをしながらプライベートモードも使用できる。

プライベートブラウズと通常のブラウズを同時に実施可能

これまでは同時に扱うことはできなかった

Firefoxはこの1年でシェアを伸ばしており、IEに次ぐシェアがある。