ミラクル・リナックスは、「MIRACLE ZBX」の導入からシステム構築までを支援する「MIRACLE ZBX 構築サポート」の提供を、4月4日より開始すると発表した。

同サービスは、オープンソース統合監視ソフトウェア「Zabbix」をベースにエンタープライズ用途に特化した、ミラクル・リナックス独自の統合監視ソリューション。

同社ではこれまで、「MIRACLE ZBX」のインストール、アップデートから機能案内、操作設定案内、障害解析までをカバーする「MIRACLE ZBX サポートライト」(監視対象 50台まで)、これにDump解析、ソースコード解析、修正提供までを加えた「MIRACLE ZBX サポートスタンダード」(監視対象 無制限)、カスタマイズなど個別対応を行う「MIRACLE ZBX サポートプレミアム」の運用フェーズで利用できる各種独自サポートサービスを提供してきた。

「MIRACLE ZBX」導入件数の増加に伴い、顧客からパフォーマンス分析やシステム構築までを支援してほしいというニーズが急速に増えたため、これまで「MIRACLE ZBX サポートプレミアム」で個別対応してきた監視システム構築支援をメニュー化して切り出し、今回、新たに「MIRACLE ZBX 構築サポート」として提供する運びとなった。

MIRACLE ZBX 構築サポートで対応するサポートレベル

「MIRACLE ZBX サポートライト」および「MIRACLE ZBX サポートスタンダード」では、設計、構築フェーズでの問い合わせに未対応だが、新しい「MIRACLE ZBX 構築サポート」では、カットオーバー前の設計、構築、検証フェーズでの顧客のシステムに特化した設計・構築・運用・移行・分析に関するMIRACLE ZBXの使用方法、設定を案内することが可能。

MIRACLE ZBX 構築サポートで対応するフェーズ

税別価格は、60万円/問い合わせ対応時間40時間(3ヶ月間有効)。

同社では、「MIRACLE ZBX」サポートメニューの充実により、顧客の監視ニーズに応じた、さらにきめ細かな支援を目指す。