ブロケードは3月26日、アップタイムを最大化し、SANの導入を簡素化するストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)向けハードウェアおよびソフトウェア・ソリューション「Brocade Fabric Vision」技術を発表した。

発表された「Brocade Fabric Vision」技術は、ブロケードのハードウェア、エンベデッド・オペレーティング・システム(Fabric OS)、および管理ソフトウェア(Brocade Network Advisor)の機能を組み合わせたハードウェア/ソフトウェア・ソリューション。診断、監視、および管理機能を活用するBrocade Fabric Vision技術により、ネットワーク管理者は運用に影響を及ぼすような問題を予測し、事前措置を施すことができる。

また、ファブリック全体のしきい値構成および監視を簡素化するポリシー・ベースのツール、個別のアプリケーション・データ・フローを特定、監視、および分析できる管理ツールなどを備えている。

Brocade 6520スイッチ

同社はあわせて、ボックス型固定ポートモデルのSANスイッチ「Brocade 6520スイッチ」を発表。Brocade 6520スイッチは、2Uフォームファクターで96個のファイバーチャネル・ポートを備える製品で、ブロケードでは、スイッチ間リンク、ケーブル、およびスイッチの数が低減され、信頼性の高いファブリックを、コストを削減しながら実現することができると説明している。