「123D Creature」

オートデスクは、コンシューマ向けアプリ「123D」シリーズの新製品として、iPad用の3Dモデリングアプリ「123D Creature」(英語版)を発売した。期間限定の特別価格は170円。

「123D Creature」は、紙粘土を触るような直感的な操作で3Dキャラクターを作成できるiPadアプリ。ヒト型の基本形状をベースに、部位や関節・可動部などを自由に追加・変形することで、オリジナルの「クリーチャー(生き物)」を指先でモデリングできるほか、ブラシツールでペイント、または写真を取り込んで表面にテクスチャを貼付けるなどして、モデルにカラーリングすることも可能。さらにレンダリング、光源、フィルター、背景などの機能を利用した特殊効果をかけることもできる。

操作イメージ

完成したモデルはiPadやクラウドに保存可能なほか、123Dユーザのコミュニティで共有したり、画像として保存することもできる。また、同社のプロフェッショナル向けアニメーションソフトウェア「Maya」や「3ds Max」に取り込み、より高精度の3Dモデルに仕上げることも可能だ。このほか、アプリ内から3Dプリントを発注したり、データを最寄りの3Dプリントサービスに持ち込むことも可能となっている。なお、アプリ内から3Dプリントを発注した場合、プリントは海外の提携企業で行われるため、国際便の送料が発生するほか、支払いもPayPalのみの受付になるとのこと。