自分が緊張しやすいタイプと考える人は84.6%に

大阪ガスグループのマーケティング会社・エルネットは14日、「緊張を和らげる方法に関するアンケート」の結果を発表した。同調査は、同社が運営するオンラインストレージサービス「宅ふぁいる便」ユーザーを対象に、2012年11月1日~12月2日に実施。サンプル数は429名だった。

自身を緊張しやすいタイプと捉えている人は84.6%

自身が緊張しやすいタイプなのかどうかを聞いたところ、全体では、「あてはまる(緊張しやすいタイプ)」が40.3%、「ややあてはまる(やや緊張しやすいタイプ)」が44.3%となり、合わせて84.6%が、自分のことを緊張しやすいタイプと捉えていることがわかった。

仕事で一番緊張するシーンでは、「社外でのプレゼンや発表の時」が38.0%、「初対面の人と話す時」21.0%、「外国人と話す時」12.4%という順となった。

「社外でのプレゼンや発表の時」に緊張する人は4割弱に

過半数が、緊張しやすい場に「出たとこ勝負」で挑んでいる

緊張防止のための事前策があるか尋ねたところ、「(策は)ない」が62.7%。年代が上がるほど、また女性に比べ男性の方が、事前策の「ない」割合が高くなっている。自身を緊張しやすいタイプと認識していても、過半数の人が、緊張しやすい場に「出たとこ勝負」で挑んでいるという実態が明らかとなった。

緊張防止のための事前策、「ない」が6割超

緊張防止のための事前策としては、会議に参加するメンバーのリサーチや、資料準備など「入念な事前準備」、その場の自分の発言や行動(場合によっては振る舞いに至るまで)を「イメージトレーニング」するなど、実際に「シミュレーション」を繰り返すことで、自信につなげるという意見が多く見られた。 他にも「深呼吸」や「温かい飲み物を飲む」「タバコを吸う」など、リラックスする対策が挙げられている。

その他、詳しい調査結果は「宅ふぁいる便 週刊マーケターリサーチ」に掲載されている。