直感的にPDFを編集できる「瞬簡PDF 編集4」を用いてPDFを自在に操ろう!

PDFをトコトン活用しよう!

PDFをトコトン活用しよう! 「瞬簡PDF 統合版 6」編
PDFをトコトン活用しよう! 「瞬簡PDF 作成 6」編
PDFをトコトン活用しよう! - PDFからOffice文書へ早変わり!「瞬簡PDF 変換 8」&「瞬簡PDF OCR」編

「瞬簡PDF 編集4」パッケージ版。こちらのアンテナハウスオンラインショップからダウンロード版を購入することも可能

電子文書として、全世界で、そして様々なOSで展開することが可能な汎用性に優れたPDFファイル。利便性の高さは読者の皆さまも十二分に理解されていることだろう。しかし、Adobe Acrobatに代表される編集ツールがないと“痒いところに手が届かない”のもまた事実。だが、長年PDFに秘められた性能に着目し、数々のソフトウェアを開発・販売してきたアンテナハウスが満を持して世に送り出したPDF編集・加工スイート「瞬簡PDF 統合版6」を用いれば、ユーザーが思うであろう「できたらいいな、あんなコト・こんなコト」を実現する手助けを担ってくれるのは、過去の記事をご覧いただければお分かりいただけるだろう。

今回は、PDFの作成、PDFの変換に続き、PDFの編集をより視覚的に、直感的に行うことが可能な「瞬簡PDF 編集4」を実際に使用してレビューを行っていこう。

ページイメージを確認しながら直感的に結合・組み換えができるんです!

「瞬簡PDF 編集4」の特徴として、編集を加えるPDFの内容をページイメージで視覚的に確認しながら結合や組み換えが行える。他の「瞬簡」シリーズでも同様の作業を行うことができるが、「資料AというPDFの2~5ページ、8ページと10ページと、資料BというPDFの3~5ページのみひとつに纏めたい」というような、ファイル内でも取捨選択をしてアウトプットをひとつのPDFにしたい場合には、この「瞬簡PDF 編集4」に勝る物はない。最終的なアウトプットイメージを確認しながら編集できるのだ。

こちらが「瞬簡PDF 編集4」の基本画面。作業スペースに登録してあるのは、筆者の過去の業務内容を纏めたポートフォリオ。下段のサムネイルでPDFの内容を確認できるので、ページの組み換えや削除といった編集作業も、目で見て確認しながら行うことができる

ページの並べ替えもドラッグ&ドロップで思いのまま。サムネイルで内容を確認しながら作業できる直感的な感覚は病みつきになる

また、PDF作成元のデータ更新を行い、常に最新の状態のPDFとして管理できるのも大きなポイント。写真で例に出した筆者のポートフォリオに、新たな業務実績を加えた場合自動で更新されるため「あれ? 新しく追加したはずのページがない!」などという失敗から解放される、というわけだ。また、『Antenna House PDF Driver』の搭載により、Officeデータや、一太郎データを自動的にPDFに変換して格納することが可能。しかも、アンテナハウス独自のノウハウによってクオリティを保ったままファイル容量を圧縮してくれるため、PDFの編集のみならず“電子文書管理ツール”としての使い勝手に優れているのも他のPDF関連ソフトウェアにはない「瞬簡PDF 編集4」のユニークな魅力だ。

手動で原本ファイルに更新がないかチェックする場合のひとつの方法は、上部作業スペースのファイルを右クリックし、「原本ファイルの更新確認」をクリック

もし、原本ファイルに更新があった場合は、ご覧のようにダイアログが表示される

ダイアログの指示に従って「原本ファイルの更新」をクリックするだけで、最新バージョンへと更新される。最新の状態を常にキープすることができるので、ファイル管理に最適だ

更新作業が終了するとご覧のようなダイアログが。ここで「はい」を選択するだけでオーケーという手軽さが嬉しい

その他にも、余白部分をカットするトリミングやページの一発並び替えも便利!

さらに「瞬簡PDF 編集4」の便利なポイントとして、一度完成させたPDFファイルではあるが、「このページを若干トリミングしたい」といった、後加工を簡単に行うことができる。余白の多い文書ファイルはもちろん、例えば写真の構図を調整する、といった使い方が可能だ。

上部メニューの「ページ」タブから、あるいは作業スペースのサムネイルを右クリックすることで「トリミング」を選択

写真のように、数値でトリミングを調節する、もしくは、右の作業スペースの青いラインをドラッグすることで仕上がりイメージを確認しながらトリミングが行える

加えて、簡単にページ順序を変更することができる機能も見逃せない。先にサンプルとして使用していたポートフォリオは古いモノから順に新しいモノへというページ構成にしてあるのだが、この機能を利用すれば新しいモノから古いモノへ並べ替えるのもワンクリックで行える。また、冊子の様な見開き印刷をする場合、製本によって左右ページを入れ替える(奇数ページと偶数ページを入れ替える)ということも簡単に行えるのだ。

上部メニュー「ページ」より「ページを逆順にする」を選択

すると、22ページあったポートフォリオがすべて順序が逆になる

視覚的に確認しながら表紙を1ページ目にドラッグ&ドロップすれば、ご覧のとおり。このようにページの組み換えもワンクリックで行えるのです

アンテナハウス「瞬簡PDF 統合版 6」があれば、キミもPDFマスターになれる!

さて、駆け足ではありましたがアンテナハウスのPDFスイート「瞬簡PDF 統合版 6」の主要ソフトの機能をレビューして参りましたが、ひと言言えるのは「単にPDFの作成・編集・加工だけではなく、統合的にファイル管理が行えるパッケージである」ということ。Microsoft Officeソフトウェア群との親和性はもちろん、自在に手を加えることができる点は、PDFで「できたらいいな、あんなコト・こんなコト」を叶えてくれることだろう。加えて今回紹介した「瞬簡PDF 編集4」を用いれば、各種ファイルを視覚的に確認しながら管理・編集・加工が行える管理ツールとして一元管理できる利便性は、筆者が実際に使用してみて感じた最大の魅力だ。数多くのファイルを管理する、様々な資料から必要な部分を抜き出し資料を作成する、といった、ビジネスパーソンとして生活しているなかで必ずといっていいほど発生する作業を効率化することができるので、社会人の皆さまにこそ使ってもらいたいソフトウェアスイートだと声を大にしてオススメしたい。

「瞬簡PDF 統合版 6」製品概要

PDFを作成する瞬簡PDF作成、PDFをOfficeに変換する瞬簡PDF変換、PDFを編集する瞬簡PDF編集の最新版とPDFへ追記する書けまっせPDF、OCRからOfficeに変換する瞬簡PDF OCR を同梱したお得なパッケージです。

製品の詳細はこちらから御覧ください。