2月8日まで東京ビッグサイトで開催されたギフト関連商品の見本市「第75回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2013」。家電という観点でも注目度の高い新製品を展示していたブースも存在する。ここでは、ティー・エム・ワイブースでの展示を取り上げたい。

2012年4月、ティー・エム・ワイはミストファン「霧降」を発売した。霧降は、タワー型扇風機にミスト発生機を組み合わせた製品で、通常の扇風機よりも約3度、体感温度を下げることができるという。しかし、霧降は生産台数が限られていたこともあり、6月には完売となってしまった。

小型化したミストファン「霧降」(中央)と、従来モデル(右)

同社ブースには、2012年モデルと同様の霧降に加えて、小型タイプの霧降とデスクトップタイプの霧降を展示。小型タイプの霧降は、風量は従来モデルと変わらないものの、水タンクを小さくするなどして小型化したものだ。一方、デスクトップタイプでは、水タンクの代わりに200~500mlのペットボトルを使用する。いずれも今年の夏の注目製品となりそうだ。

ミストファン「霧降」のデスクトップモデル

また、1月31日に発表した「エアフライヤー KN-FR01」も展示。エアフライヤーは、高温の空気を高速で循環させることで、油をまったく使わないで揚げ物を作るという製品。4月20日発売で、希望小売価格は29,800円。こちらも注目の製品だ。

油を使わないフライヤー「エアフライヤー」。製品発表時に公開された写真と比べて、実物はなかなかイタリアンテイストなカラーリングだ