日本科学未来館は2月8日、2013年7月10日~9月23日までの期間で、企画展「サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~」を開催することをした。

同企画展は、1965年に英国で放映された人形劇による特撮番組「サンダーバード」で描かれていた夢の未来を通して、日本の先端科学技術に対する理解を深めること、ならびに持続可能な未来の可能性を考えることを目的としたもの。

日本でのサンダーバードの放映は1966年で、それ以降、繰り返し再放送などが行われたり、CMで活用されたりするなど、世代を超えて高い知名度を誇るコンテンツとなっている。作品の舞台は2065年の未来で、世界各地で発生する事故や災害で絶体絶命の危機に瀕した人々を、主人公である国際救助隊が、最先端の科学技術を用いて開発されたスーパーメカを駆使して救助する活躍劇で、人々の夢や希望を具現化し、利便性・快適性を追求したハイテクノロジーが多数描かれている。

同企画展では、こうした作品中に描かれているテクノロジーを、現在の先端科学技術とともに紹介しようというもので、世界で初めてとなるサンダーバードの3D映像や、スーパーメカの模型展示、「サンダーバード」に描かれている未来と比較する形で、日本の先端科学技術や現代の研究・開発の成果を見ることができるという。

なお、開催概要は以下の通り。

  • 会期:2013年7月10日~9月23日
  • 開催時間:午前10時~午後5時(入館は閉館時間の30分前まで)
  • 場所:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンa・b 休館日:火曜日(ただし、祝日と春・夏休み期間中は開館)
  • 入場料:共通料金(当日)大人1300円、18歳以下700円(常設展示入場可) (前売り券は大人1100円、18歳以下500円で2013年5月の発売予定)
  • 主催:日本科学未来館、フジテレビジョン、サンダーバード博 実行委員会