米Googleと米ICG Groupは2月6日(米国時間)、GoogleがICGの傘下グループ企業であるChannel Intelligenceを1億2500万ドルで買収することで合意したと発表した。Googleの小売店向けサービス「Google Shopping」の強化が狙いと予想される。

Channel Intelligenceは小売業や製造業向けに売上げ改善のためのサービスを提供する企業。検索エンジン、フィード最適化などの技術を利用して製品を発見・購入されやすくすることで、売上げアップや広告リターンの最大化を支援する。同社は現在、米国のオンライン取引の約15%を追跡しているという。

GoogleとChannel Intelligenceは以前から協業関係にあり、Google Shoppingのローンチパートナーの1社でもある。

Google Shoppingは小売店などが自社製品やサービスを検索で見つけやすくするサービスで、今回のChannel Intelligence買収の目的はGoogle Shopping強化のためと考えられそうだ。

取引は全て現金で行われる。規制当局などの了承を得たのち、取引は3月までの完了を見込んでいる。