Net Applicationsから2013年1月のモバイル/タブレットブラウザシェアが発表された。モバイル/タブレットブラウザのシェアは、モバイル/タブレットOSシェアに大きく影響される。多くのユーザはモバイル/タブレットデバイス標準のブラウザを利用する傾向が高い。例外なのがChrome。登場当初は苦戦していたが、昨年後半より確実にシェアを伸ばしてきている。

2013年1月モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年1月モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2013年1月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年1月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告
順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 61.02% ↑ 微増
2 Android Browser 21.46% ↓ 減少傾向
3 Opera Mini 9.84% ↓ 微減
4 Chrome 2.02% ↑ 成長傾向
5 IE Mobile 1.34% ↑ 成長傾向。6位から5位へ
6 BlackBerry 1.19% ↑
順位 バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 6.0 34.91% ↑ 成長傾向
2 Android Browser 4.0 21.23% ↓ 減少傾向
3 Safari 5.1 11.46% ↓ 減少傾向
4 Safari 5.0 5.70% ↓ 減少傾向
5 Safari 536 5.06% ↑
6 Opera Mini 4.2 3.41% ↓
7 Chrome 18.0 2.00% ↑ 成長傾向。8位から7位へ
8 Safari 8536 1.34% ↑
9 Opera Mini 4.1 1.33% ↑
10 Opera Mini 4.4 1.32% =
11 BlackBerry 1.19% ↑
12 IE 9.0 Mobile 1.14% ↑ 成長傾向

1月の調査結果ではモバイルタブレットデバイスにおいてiOS、Windows Phone、BlachBerryが伸びたことから、Safari、IE Mobile、BlackBerryがシェアを伸ばしている。逆にAndroid及びJava MEが下がっているため、Android BrowserとOpera Miniがシェアを落としている。Chromeの成長は継続中。

バージョン別においては、Safari 6.0の増加とSafari 5系の減少が続いており、iOS 5系からiOS 6系への移行が進んでいることがわかる。また、Safari 8536というバージョンが昨年12月より急激にシェアを伸ばしている。この数字はSafari 6系のビルドナンバの可能性が高く、Safari 6系のシェアではないかと予想される。