ソニーは31日、スマートフォンやタブレットなどからWi-Fi接続して専用アプリを使いメモリーカード内のファイルを再生、保存できるポータブルワイヤレスサーバー「WG-C10」を発表した。発売日は4月30日。4月1日より事前予約を受け付ける。市場推定価格は9,000円前後。

WG-C10

同製品は、サイズ/重量が約(W)50x(H)105x(D)18.5mm(突起部を含まず)/約135gの小型ポータブルワイヤレスサーバー。本体にSDカード、またはメモリースティックを挿し込み、スマートフォンやタブレット、PCなどからWi-Fi接続し、メモリーカード内の写真や動画、音楽、資料など様々なファイルを再生、モバイル機器への保存も行える。スマートフォン、タブレットからは専用のアプリケーション「PWS Manager(ピー・ダブリュー・エス　マネージャー)」を使う。

使用イメージ

同製品は、モバイル機器の外部ストレージとして使えるほか、スマートフォンやラブレットのWi-Fiカードリーダーライターとしても利用可能。デジタルカメラで撮った写真が入ったメモリーカードを同製品のカードスロットに挿し込み、撮影写真をワイヤレスでスマートフォンにコピーすることができる。

無線LANはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)に対応。同時に最大8台のモバイル機器からWi-Fi接続し、スマートフォンとタブレットでそれぞれ違う動画を同時に再生したり、会議などで各端末から同一の資料を閲覧するといった使い方も可能。

さらに、USBメモリーやデジタルカメラをUSB接続することで、保存されているファイルをスマートフォン上で再生したり、保存したりすることもできる。

搭載するリチウムイオン電池の容量は2210mAhで最大10時間のWi-Fi接続による連続再生が可能。スマートフォンやデジタルカメラ等のへの給電機能も備え、予備電源としても使える。

入出力端子は、USB 2.0 Aポート、USB 2.0microBポート、メモリースティックデュオ/SDメモリーカードデュアルスロット。対応OSは、Android 2.3、Android 4.0以降、iOS.5.0以降、Windows 8、Windows 7 SP1以降、Windows Vista SP2以降、Windows XP SP3以降、Mac OS X10.6以降。


(記事提供: AndroWire編集部)