新社長就任を発表したカンター・ジャパン

カンター・ジャパンは29日、代表取締役社長の宮島正敬が代表取締役会長に、取締役社長に大竹秀彦が就任することを発表した。

取締役の異動は、2月1日付より。現在の代表取締役社長である宮島正敬(みやじま・まさのり)氏は、代表取締役会長兼、最高経営責任者(CEO)に、現材の取締役 マネージング・オフィサーの大竹秀彦(おおたけ・ひでひこ)氏は、取締役社長兼、最高執行責任者(COO)となる。

同社は、今回の取締役の移動について「経営体制の一層の強化を図るため」としている。また、責任範囲としては、宮島氏が管理部門(財務・人事など)を、大竹氏が営業・クライアントサービス部門を統括するという。

同社は新しい経営体制のもとで、市場調査(マーケティング・リサーチ)を中心としたサービスの提供を行い、クライアント企業の国内外でのマーケティング活動を支援していくとしている。

新社長は、東京大学教養学部卒、ハーバード・ビジネス・スクールで経営学修士(MBA)を取得。2011年6月にカンター・ジャパンの前身であるテイラーネルソンソフレス・インフォプランにマネージング・オフィサーとして入社し、ヘルスケア事業部(カンター・ヘルス・ジャパン)等を統括した。1970年生まれ、42歳。