「ソニーミュージックグループ新卒採用2014」公式サイトの画面キャプチャー

自作ムービーで自分をアピール

ソニー・ミュージックエンタテインメントは19日、サイト上での新卒採用「ムービー面接」を開始した。同社の2014年度新卒採用は、従来のエントリーシートを原則廃止。新卒採用サイト上からエントリーし"バーチャル面接"に回答し、学生自身が動画撮影をした素材を応募資料として提出する方式としている。面接官には、ソニーミュージックのグループ会社であるソニー・ミュージックアーティスツ所属で、同社の顧問を務める徳光和夫氏を起用した。

徳光氏は就活生に向け「成績優秀でなくても、何かひとつ秀出たものがある、というのが大事だと思います。プロ野球選手で二軍から一軍に上がる選手は、肩がいい、コントロールがいい、足が速いなど、何か秀出たものが必ずある。すべてが平均点よりも、何か突出したものがあったほうがいい。自分のどこが秀出ているのか、どういうところが大人たちと勝負ができるのか、自分自身を見つめなおし、そういったところを発見して、アピールしていただきたいです」とコメントしている。

就活希望者は「ソニーミュージックグループ新卒採用オフィシャルサイト」に登録の後、指示に従ってバーチャル面接や課題提出を行う。課題提出の締め切りは2月18日となっている。その他詳細は「ソニー・ミュージックエンタテインメントのプレスリリース」で確認できる。