Maxim Integratedは、自動車用ピコレーザプロジェクタ(ヘッドアップディスプレイ:HUD)向け高集積8ビットRGBレーザドライバ「MAX3601」を開発したことを発表した。

同製品は、RGBの3つの電流出力レーザドライバを1チップに組み合わせているため、プリント基板の最小化が可能。また、3つのレーザが内蔵されているため、光学部品の追加も不要となっている。

さらに、80mWのバイアス電流で高い光出力を実現することが可能で、総モジュール電力も1W以下と、低発熱であるためヒートシンクの最小化およびバッテリの長寿命化などが可能となっている。

すでにサンプル出荷を開始しており、パッケージは3mm ×3.5mm、42ピンWLP、および5mm×5mm、40ピンTQFNパッケージで提供される。単価は、1000個以上の際にTQFNパッケージで3.94ドル(FOB)から、となっている。

Maximの高集積8ビットRGBレーザドライバ「MAX3601」の利用イメージ