2012年心に残った音調査

リオンは12月初旬に、全国の20歳以上の男女各500名を対象に「2012年心に残った音調査」を実施。このほど調査結果を発表した。

同調査で対象とした音は、注意喚起音、自然音、歓声、人工音、機械音、ニュース報道の一部(声)、テレビ番組やテレビCMの効果音など。同社で「音」を10個を選定し、そのうち、心に残った音を複数回答で質問した。

ロンドン五輪がトップ10位以内に3つランクイン

まず、「2012年あなたの心に残った音は何ですか?」と質問したところ、1位は「ロンドン五輪、日本人選手メダル獲得時などの実況音声(44.5%)」だった。ロンドン五輪は、5位に「メダリストパレード時の群集の歓声(23.3%)」、6位に「テレビの前で応援する家族・仲間・自分の声(22.2%)」がランクインしている。

2位は「金環日食の時の街の歓声やどよめき(30.7%)」で、3割が心に残った音と回答している。3位は「大型台風やゲリラ豪雨による暴風雨の音(29.4%)」で、特に西エリア(中部・近畿・中四国・九州)では「金環日食」を抑えて2位となっている。

4位は「2012.3.11の地震発生時刻に合わせた黙とう時の静寂」で25.0%が回答した。特に、東エリア(北海道、東北、関東)では回答比率が高まり、3位の「ゲリラ豪雨」を超えている。

その他、「11月に解散した衆議院の万歳三唱」が7位、8位は「自粛から復活した花火大会での打上花火の音」だった。9位には「様々なデモにおけるシュプレヒコール」がランクインした。