「絶望要塞」前の特設ステージでリニューアルイベントが行われた

富士急ハイランドは12月20日、脱出成功率が10万分の1という、ミッションクリア型アトラクション「絶望要塞」のリニューアルオープンイベントを開催。イベントでは、唯一の脱出成功者である、グラビアアイドル西崎莉麻さんの「富士急ハイランド宣伝大使」就任式も行われた。

第一ステージですら、クリアできるのはわずか8%

「絶望要塞」はグループごとに入れられる独房からスタートする

リニューアルにより、第一ステージでは「カードにアイテムを集める」というミッションが加わった

同園の脱出迷宮アトラクション「絶望要塞」は、巨大な要塞から脱出を試みる、ミッションクリア型のウォークスルーアトラクション。いくつものステージに分かれており、各ステージには「隠された手がかり」や「どこにあるかわからない扉」など、知恵や記憶力、体力、想像力、そして運までも駆使しなければ脱出できない仕組みになっている。

さらに時間との戦いもあり、制限時間内に指定された場所に行かなければ、ゲームオーバーとなってしまう。

そのため、7月28日のオープン以来、累計13万人以上が挑戦するも、第一ステージをクリアできた人は8%のみ。完全脱出を果たしたのは一組だけという、ほとんどの人にとって「絶望」を体験するアトラクションだ。

この「絶望要塞」が、12月20日にリニューアルオープンした。これまでは、ゲームをスタートしても「何をどうすべきかわからない」という難しさだったが、リニューアルにより、第一ステージでは「カードにアイテムを集める」という明確なミッションが示された。

さらに、制限時間が4分短縮。「やるべきことはわかったが、難しい」と、より挑戦意欲をよりかきたてられるものへと変身した。

脱出成功者も、初めは第一ステージのクリアもならず

唯一脱出に成功した西崎あやさん(左)、西崎莉麻さん(中央)、いとこの真由香さん(右)

この「絶望要塞」で唯一、脱出に成功したグループが、アイドルの西崎莉麻さん、姉で女優のあやさん、いとこの真由香さんだ。

姉妹は、日本ハムファイターズでピッチャーとして活躍した、西崎幸広さんの娘。初めて「絶望要塞」に挑戦したのは家族旅行で、幸宏さんも一緒だったという。

初挑戦のその日、西崎一家では4回トライしたが、第一ステージすらクリアならず。その日から莉麻さん、あやさんは「絶望要塞」のとりこになったそうだ。

いとこの真由香さんも誘い、挑戦、失敗を繰り返した。挑戦前日は西崎家に泊まりこんで、対策を練ることもあったという。

そして、9月14日、14回目の挑戦にして、完全脱出に成功。残り時間はわずか2秒だった。

脱出時の様子を語る西崎莉麻さん

リニューアルイベントでは、この奇跡ともいえる偉業を成し遂げた3人が登場。脱出成功時は、「自分でも信じられなかった」と当時の心境を振り返った。また、ステージによっては、体力や瞬発力も必要。髪を束ね、動きやすい服装で臨んだという、成功者ならではのエピソードを披露した。

「大好きな富士急ハイランドの魅力を伝えたい」と大使の仕事に意欲的

同園では、同園と「絶望要塞」を愛してやまない西崎莉麻さんを、宣伝大使に任命。イベント当日、富士急ハイランド取締役社長・福重隆一氏より、任命証が授与された。今後、莉麻さんは、宣伝大使としてCM出演などが予定されている。

富士急ハイランドの宣伝大使に任命され、意欲を見せる

莉麻さんは、「絶望要塞のことなら何時間でも語れるほど大好きです。それが仕事になるなんて、夢のよう。多くの方に富士急ハイランドと絶望要塞の魅力を知ってもらえるように、大使の仕事を頑張ります」と意気込みを語った。

さらに、イベント前に体験したリニューアル後の「絶望要塞」については、「あっという間に時間が過ぎてしまいました。今すぐにでも、もう一度トライしたい!」と莉麻さん。

9月14日に脱出成功を果たして以降も、挑戦を続けているが、2回目の成功はまだできないという。「ステージをクリアできなくても楽しい」と「絶望要塞」への愛をアピールした。