パナソニック システムネットワークスは、360度の撮影が可能なアイプロシリーズスーパーダイナミック方式全方位ネットワークカメラDG-SF438と屋外対応全方位ネットワークカメラDG-SW458/SW458Mの3機種を2013年1月から発売すると発表した。

全方位ネットワークカメラ DG-SF438

屋外対応全方位ネットワークカメラ DG-SW458/SW458M

今回発売する3機種は、有効画素数約310万画素の1/3型MOSセンサーと超広角魚眼レンズの採用により、高解像度・高画質な全方位の映像を撮影することが可能。撮影モードは、360度全方位モード(魚眼3メガ/1.3メガ)、パノラマ/ダブルパノラマモード(フルHD対応 1,920×1,080/30fps)の他、4画面(PTZ)/1画面(PTZ)モードに加え、4画面を独立して配信できる4ストリームモード(H.264/VGA)にも対応。

機能面では、メカレスPTZ機能を搭載しスムーズな画角操作が可能な他、2エリアVIQS(指定エリア画質可変)機能も搭載。また、屋外対応モデルには、優れた耐衝撃性、高い防水性(IP66)を備えた機種を用意するなど、アイプロスマートHDのもつ高機能を保持している。

2エリアVIQS(指定エリア画質可変)機能

例えば4隅に固定監視カメラを配置し、撮影エリアの中央部を全方位カメラで補完することで、撮影エリアの死角を大幅に減らした監視環境の構築が可能になり、ショッピングモールや店舗、オフィスビル、病院、ホテルなどの不特定多数の人が訪れる場所では、広範囲の撮影に加え人の流れをモニタリングすることができるなど効果的に活用することができるようになる。

多彩な撮影モードで全方位を監視