ニフティは12日、同社の新クラウドストレージサービス「新マイキャビ」を開始した。"新"マイキャビは、同社が2004年に開始した「マイキャビ」の機能を刷新。自動バックアップや全文検索機能、セキュリティ機能など大幅に改良が加えられている。PC用エージェントは、Windows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7 / 8に対応、ブラウザーは、Internet Explorer 7以降、Google Chrome 3以降、Firefox v10.x以降、Safari v5.x以降に対応するほか、Android 2.2以降にも対応する。なお、iOSについてはiOS 4.3以降を予定しており、対応次第Webサイトに掲載される予定。

無料で登録できる@nifty会員になると2GBまで無料で利用できる。有料版の価格は、10GB月額が315円、30GB月額が525円、100GB月額が1,260円、200GB月額が2,100円、1,000GBの月額が5,250円となる。なお同社Webサイトでは、リリースを記念して、全コースの利用料金が2013年2月まで無料になるスタートキャンペーンも実施している。

新マイキャビでは、PCで使うファイルなど任意のフォルダの中のデータをクラウド上に自動バックアップでき、ノートPCやスマートフォンやタブレットを使って外出先でもデータを思う存分楽しめる。クラウド上では、PCのツリー構造を維持した状態で確認できるため、どこに何があるのかに迷わない。画像などはサムネイルのプレビューで大きく表示。全文検索にも対応しており、ファイル名はもちろん、テキストなどは中身の文章も検索対象となる。ファイル転送時の暗号化、データ共有機能も加えられており、セキュアな状態で家族や友人と思い出の旅行の写真データを共有したりと複数PCとスマートフォン間でデジタルデータを活用できる。

クラウド上での画面、全文検索でテキストの中も検索対象に

スマートフォンでの画面