NTTドコモは7日、17時18分頃三陸沖において震度5弱の地震が発生したことを受け、18時10分に「災害用音声お届けサービス」と「災害用伝言板」の提供を開始した。

災害用音声お届けサービスは、大きな災害が発生し、音声発信がつながりにくくなった場合に、音声通信に代わり、パケット通信により音声メッセージを届ける災害時専用のサービス。音声メッセージが登録されると、メッセージの送信対象者にSMSで通知される。

また、災害用伝言板は、大きな災害が発生した場合に、携帯電話やスマートフォンで安否確認ができるサービス。被災地域の居住者や滞在者が自身の状況を携帯電話やスマートフォンで登録し、登録された安否情報がインターネット等を通じて全世界から確認できる。あらかじめ指定した家族や友人に対し、災害用伝言板に登録したことをメールで通知したり(登録お知らせメール)、被災地の方に災害用伝言板への安否情報の登録を依頼(登録お願いメール)することも可能。

両サービスともに震度6弱以上の地震等がサービス提供の条件になっているが、今回の地震により、同社はサービスの提供を開始した。