TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2012年12月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2012年12月におけるインデックスは次のとおり。

プログラミング言語 インデックス 備考
1 C 18.696 9ヶ月連続1位
2 Java 17.567 上昇傾向
3 Objective-C 11.116 上昇傾向
4 C++ 9.203
5 C# 5.547 6位から5位へ。下落傾向
6 PHP 5.541 5位から6位へ。
7 (Visual)Basic 5.174
8 Python 3.848
9 Perl 2.174
10 Ruby 1.728
11 JavaScript 1.321
12 Delphi/Object Pascal 0.977

12月においてはC#とPHPの人気が入れ替わっただけで大きなインパクトはなかった。先月に引き続き、Objective-Cの人気は止まる所を知らない。12月もインデックス値をあげており、昨年11月と比べて4.31%も上昇している。

TIOBE Softwareから今年最後のプログラミング言語人気が発表されたわけだが、2012年はCがJavaを抜いてトップなったことやObjective-CがC++を抜いて3番目に人気の高いプログラミング言語になったことなど、人気が移り変わっていく様が見て取れた年となった。今年はCやJava、C++など携帯電話向けアプリケーションの開発に利用されるプログラミング言語に人気が集まったが、その中においてもObjective-Cの上昇率は群を抜いている。2012年におけるTIOBEプログラミング言語アワードは、今年と同じObjective-Cとなりそうだ。