大阪ガスグループのエルネットは、自社が運営するオンラインストレージサービス「宅ふぁいる便」ユーザーを対象に、「温泉に関するアンケート」を実施した。調査は10月17日~24日にかけて行い、有効回答数は4,974だった。
最初に「温泉は好きですか?」と尋ねたところ、「温泉が好き」または「やや好き」と回答した割合は、全ての年代で95%以上だった。年代とは関係なく、日本人は温泉好きなことが分かった。
次に「どんな温泉が好きか」と聞いたところ、1位は「人が少ない温泉(55.1%)」。2位は「温泉宿にある温泉(44.0%)」、3位は「にごり湯の温泉(37.7%)」だった。一方、「有名な温泉」の回答は8位で17.4%と低く、「有名=人が多い」というイメージが影響しているようだ。人が多い温泉よりも、人が少なくゆったり入れる温泉を好んでいる様子がうかがえる。
年代別に見てみると、若い年代ほど「人の少ない温泉」や、「自分の求める効能のある温泉」を好み、年代が高くなるほど「秘境にある温泉」や、「香り(硫黄など)のする温泉」が好きと回答している。特に年代の高い人は、「秘境の温泉」や「香りのする温泉」が好きな人が多く、自然を求める傾向があることが分かった。