シャープは11月22日、高輝度700cd/平方メートルによる映像表現を可能とした、大画面のデジタルサイネージ用インフォメーションディスプレイ3機種(90V型、70V型、60V型)を発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

デジタルサイネージ用インフォメーションディスプレイ「90V型(PN-R903)」

業務用液晶ディスプレイとして業界初となる90V型は、等身大表示が可能な大画面で、映像コンテンツに応じて部分的にLEDバックライトの輝度を自動制御するローカルディミング機能により、100万:1の高コントラストの映像表(70V型と60V型は4,000:1)と、約50%の消費電力削減を実現している。いずれも最大解像度は、1,920×1,080ドットでスピーカーは10W+10W。

「90V型(PN-R903)」等身大表示が可能な大画面

「90V型(PN-R903)」100万:1の高コントラスト比

また、70V型と60V型は、本体の奥行を60%以上スリム化したスタイリッシュなデザインを採用。公共スペースや店舗・オフィスなどで要望の高い、壁や柱と一体化したスリムな設置が可能。さらに、業務用ディスプレイとして求められる24時間連続運転対応、稼働時の騒音やホコリの吸い込みを低減するファンレス設計となっている。