リコージャパンは11月15日、Windows 8の発売に伴い、Windows 8とWindows 7を効果的に組み合わせた環境を提案し、移行に関するコンサルティングから、導入・構築、運用保守までをワンストップで提供するサービスの提供を開始すると発表した。

同社は、OSの移行に伴うPCハードの一括手配や次期Office のライセンス提供、ネットワークやプリンタ環境の設定、データの移行、運用・保守・管理までをワンストップで提供。デバイスに関しても、PCだけではなく、タブレット端末やスマートフォンを含めた一括設定やセキュリティ管理に対応する。さらに、タブレット端末やクラウドサービスを活用したモバイルワークの導入・活用についても、自社の営業プロセス改革で得た実践ノウハウを活かした提案を行っていく。

そのため同社は、約700人のシステム専任営業を全国に配置。全国均一でサービス提供できる体制を整備し、専門の技術者やサポート担当、製品担当で構成する専門部署「Windows 7 + 8 センター」を設置。Windows 7、Windows 8の導入・活用事例を全国から集めて検証し、実践ノウハウを顧客に提供する。

また、中堅・大手企業の顧客に対し、運用保守をアウトソーシングで請け負う「マネージドITサービス」の提供を強化。スマートデバイス、PC、サーバ、ネットワークの4分野について、導入・展開、運用、管理、保守、回収の5つのフェーズをメニュー化して提供。中堅・中小企業の顧客に対しては、オンサイト対応を含めたWindows 環境移行サービスメニューを新設。マスタ作成からPCキッティング設置・設定~データ移行までをメニュー化して提供する。

さらに、Windows 8や次期Office、Office 365の最新情報を提供する「新製品セミナー」と、新OSへの移行に関する実践ノウハウを提供する「Windows 7 & 8 移行セミナー」を実施。全国に広がる販売・サービス網を活用したプロモーションとあわせ、新OSへの移行を促進する。