スターティアラボは、電子ブック作成ソリューション「ActiBook」のオプションサービスとして、オリジナルのARコンテンツを簡単に作成できる新サービス「ActiBook AR(アクティブック エーアール)」を提供すると発表した。11月下旬を目途にサービスを開始する。

「ActiBook AR COCOARアプリ」利用イメージ


今回発表された「ActiBook AR」は、オリジナルのARコンテンツを手軽に制作できる新サービス。作成したARコンテンツは、同社が無料で提供しているスマートデバイス向けアプリ「COCOAR(ココアル)」を利用してスキャンすることで、任意の電子ブック、Webサイト、動画などをスマートフォン上に起動させることが可能となるため、印刷物と電子コンテンツの連携強化が期待できるという。

また本サービスでは、任意の画像をARコンテンツの読み取り用のマーカーに設定できることから、すでに印刷されている紙媒体の再活用も可能。書籍や雑誌購入者への特典として、電子ブックだけで閲覧できるコンテンツを提供するなど、新たなプロモーションも展開できるとのことだ。

本サービスは「ActiBook」のオプションサービスとして提供されるもので、1ライセンスあたり月額1万5,000円で利用可能。ただし、初期費用160万円および、設定容量(3GB)を増設する場合は別途費用が必要。既定の容量内であれば無制限にARコンテンツを制作できる。