オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は、奉行シリーズと連携し、業務効率化を推進する製品群「奉行Solutions」のラインナップに、倉庫・在庫管理クラウドソリューション「iWMS X1 for 奉行」を追加したと発表した。本製品は、OBCの販売パートナーを通じ、11月12日から販売を開始する。

倉庫・在庫管理クラウドソリューション「iWMS X1 for 奉行」業務フロー図

「iWMS X1 for 奉行」は、物流センター管理システム(WMS)を開発するフレームワークスが奉行シリーズ専用ソリューションとして開発したもので、奉行シリーズの販売管理システム「商奉行 i」、仕入在庫管理システム「蔵奉行 i」と連動し、倉庫・在庫管理分野を機能拡張するためのソリューションとなっている。

ロット管理、ロケーション管理、良品・不良品管理、荷姿管理などの在庫管理を実現し、また、無線ハンディターミナルに対応。入力インタフェースは日常で利用頻度が高いExcelを利用することにより、特別な操作を覚える必要がないため、稼働に時間がかからず、データ加工も容易に行える。

また、リアルタイムな在庫情報をいつでもインターネットで確認ができ、データ登録の日付や更新者の情報も管理する。サービスは、日本国内のデータセンターに設置されたパブリッククラウドプラットフォームから提供される。

製品の価格は、「iWMS X1 for 奉行」が初期登録費用(初年度のみ)5万円、初年度利用料金が18万円(いずれも税別)。2年目以降は、出荷の利用明細数の実績から料金プランが選択される。