STMicroelectronicsは、ARMの主要パートナーとして、ARMv8アーキテクチャをベースとし、新しい64ビット実行ステートを特長とする新ソリューション「ARM Cortex-A57プロセッサ」の普及を共同で推進することを発表した。

同社はこれまでARM Cortexベースの32ビットマイコン「STM32ファミリ」をはじめとして、SoCなどにも32ビットのARMアーキテクチャを搭載してきたが、今回の協業により、次世代SoCの開発に向け、64ビットのCortex-A57を活用していくこととなる。

主に高い電力性能比を持つネットワーク/データセンター・インフラストラクチャ用ASIC向けに適用される予定で、将来的にハイエンド・アプリケーション向けに、高い演算処理性能と低い消費電力が必要になるマルチコアSoCに対し、Cortex-A57を採用していくとしている。