日本ベリサインは10月24日、「ベリサイン クラウド型WAF(Webアプリケーションファイアウォール)」に、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)オプションサービス機能を無償で追加実装した。ベリサイン クラウド型WAFは、個人情報などの流失を防ぐ有効な対策として注目度が高まっているWebアプリケーションファイアウォールを提供するサービス。利用者が機器を用意する必要がないなど、容易に導入できる点が特徴となっている。

ベリサイン クラウド型WAFではすべての通信がWAFを経由することから、これまで、画像を多く使うWebサイトなどではアクセスした際にレスポンスが低下する可能性があった。この問題を解決するために、今回CDNオプションサービスが追加された。

CDNオプションサービスのイメージ

CDNオプションサービスは世界中に設置されたサーバーを利用するシステムで、画像やPDFなどデータ量の多いファイルを利用者により近いサーバーから取得可能になり、Webサイトの表示をスムーズにする効果があるという。無料で提供され、利用可能な転送量は100GB/月となっている。