ケンコー・トキナーは24日、レンズを傾けることで流れるようなボケが得られる交換レンズ「レンズベビー スパーク」と「レンズベビー コンポーザープロ」の2モデルを発表した。10月23日より発売し、価格はオープン。推定市場価格は12,800円より。

レンズベビー スパーク

「レンズベビー スパーク」

使用イメージ

「レンズベビー スパーク」は、入門者向けモデル。推定市場価格は12,800円前後。両手でレンズの蛇腹を伸縮させることでピントを合わせ、その状態でシャッターを切って撮影を行う。絞りはF5.6固定で、露出はマニュアル、シャッタースピードを変更することで調整する。

付属のレンズユニットは、マルチコート加工の1群2枚の光学ガラスレンズを採用。レンズベビーの光学系交換システムに対応し、別売りのレンズユニット群と交換することで、味わいの違った描写を楽しめる。

主な仕様は、焦点距離が約50mm、最短撮影距離が約30cm、本体サイズが直径76.2mm×H76.2mm、重量は約85g。

レンズベビー コンポーザープロ

「レンズベビー コンポーザープロ」

使用イメージ

「レンズベビー コンポーザープロ」は、流れるようなボケが得られる「レンズベビー コンポーザー」の上位モデル。マイクロフォーサーズ用とソニーNEX用を用意。推定市場価格は29,800円前後。

段階的なボケによって囲まれた「レンズのあった部分」を写真の一部にだけ創り出し、新しい被写界深度コントロールを楽しめる。レンズ鏡胴に金属を使用し、ピント合わせやレンズを傾ける動作が滑らか。ピント合わせはマニュアルフォーカスで行う。

付属するレンズユニットは「ダブルグラス オプティック」で、マルチコート加工の1群2枚の光学ガラスレンズを採用。レンズベビーの光学系交換システムに対応し、別売りのレンズユニット群と交換することで、別の味わいを持った描写を楽しめる。

付属のマグネット式絞りディスクを交換することで、絞りをF2からF22まで変更可能。変更できる絞り値は、F2/F2.8/F4/F5.6/F8/F11/F16/F22。

主な仕様は、焦点距離が約50mm、最短撮影距離が約45cm、本体サイズが直径63.5mm×H55.8mm、重量は約150.25g。