日本コカ・コーラはこのほど、山の美化とポイ捨て禁止の啓発を目的とした「資源回収でつなぐ 日本百名山めぐりプロジェクト」の第3回を11月10日に赤城山で実施すると発表した。現在、参加者を募集している。

同プロジェクトは、同社とボトリング会社12社などで構成されるコカ・コーラシステムと特定非営利活動法人グリーンバードが協働で実施しており、参加者は日本山岳協会のサポートのもと、ゴミを拾いながら登山を楽しむ。回収されたゴミはリサイクルなどの処理を行い、資源として活用されるという。

プロジェクト開催地に決まった赤城山は群馬県に位置し、1800mを超える標高ながらも登山道が分かりやすく登りやすいことから、初心者をはじめとした幅広い登山者に人気がある。今回の募集人数は15組30名で、18歳以上、1組2名での参加が応募条件となっている。参加費は1人1000円、募集期間は10月29日の17時までで、Webサイトから応募できる。

なお、前回の同プロジェクトは愛媛県の石鎚山で行われ、計33名が参加した。登山口から頂上まで約3時間の清掃活動を行い、30リットルのゴミ袋5袋分の資源を回収したという。同プロジェクトのこれまでの累計参加者は87名、回収された資源の総量は30リットルのゴミ袋10袋分になっており、同社は今後も全国各地での開催を予定している。

愛媛県・石鎚山清掃活動の様子