博報堂DYメディアパートナーズはこのほど、博報堂のグループ横断プロジェクト「博報堂出版ビジネスセンター」と共同で、書籍リコメンドアプリ「リコメン文芸部」を開発し、出版社や書店の電子書籍販促支援サービスを開始した。

現在、電子書籍市場の拡大やスマートフォンの普及を背景に、新たな電子書籍マーケットとして「スマートフォンの読書市場」の急伸が期待されている。博報堂出版ビジネスセンターはこのような現状を踏まえて、書籍リコメンドアプリ「リコメン文芸部」を通じてユーザーが楽しく書籍を選択できる電子書籍プロモーション手法を開発。同手法を提供することで出版社や書店の販促活動を支援し、スマートフォン読書市場の活性化を目指すとしている。

リコメン文芸部は、膨大な数の書籍の中から「おすすめの1冊」をユーザーに提案(リコメンド)するアプリ。同アプリは出版社・電子書店のキャンペーンツールや、新聞・雑誌・番組等の書評コーナーのプロモーションなどでの利用が想定されており、書籍選択の方法やリコメンド結果、画面・キャラクターデザインなどをカスタマイズできる。

今回、リコメン文芸部のAndroid向けサンプル版がGoogle Playで公開され、アプリのダウンロードから書籍選択、購入までの流れを体験可能になった。サンプル版アプリは、架空の読書サークル「リコメン文芸部」のメンバーが各々の担当ジャンルでコンテンツを紹介する内容になっている。

サンプル版アプリのトップ画面イメージ

リコメン文芸部の顧問・部員