日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は9月20日、第3世代インテルCore プロセッサを搭載した21.5インチワイド液晶ディスプレイ一体型の法人向けデスクトップPC「HP Compaq Pro 6300 All-in-One」(以下、6300 AiO)、ならびに19インチ法人向け液晶ディスプレイ「HP Compaq 19インチTFTモニター LA1956x」(以下、LA1956x)の発売を、同日より開始すると発表した。価格は「6300 AiO」(最小構成価格)が7万350円、「LA1956x」が2万9,400円。

デスクトップPC「HP Compaq Pro 6300 All-in-One」

液晶ディスプレイ「HP Compaq 19インチTFTモニター LA1956x」

「6300 AiO」は、最新の第3世代インテル Coreプロセッサを搭載した、21.5インチワイド液晶一体型のデスクトップPC。従来モデル(HP Compaq 6000 Pro All-in-One)と比べ40%以上の省電力性を実現し、物理的に内部へのアクセスを防ぐ構造を導入するなど、筐体デザインを一新してセキュリティやユーザビリティを向上させた。ハードウェアの観点では、ディスプレイの上下の傾きの調整が可能であるなほか、360度回転できるスイーベル機能をもち、2画面出力にも対応する。

「LA1956x」は、コントラスト比の高い白色LEDバックライトと、奥行きの短いコンパクトなディスプレイスタンドを採用した19インチスクエアモニター。バックライトに白色LEDを採用することで、ダイナミックコントラスト比が従来モデル「LA1951g」と比較して、約1,000倍向上した。

同社では、「6300AiO」の発売開始を記念し、同日より2,000台の台数限定キャンペーンを実施。地震の際にPCの転倒を防ぐ耐震ゴムをセットにして、最小構成価格が7万350円~のところを、5万9,850円~で発売する。

また、メモリとプロセッサのアップグレードもキャンペーン価格となり、メモリのアップグレード価格は通常の半額、プロセッサは一例として「インテル Pentium G550プロセッサ」から「インテル Core i3-3220プロセッサ」にアップグレードする場合、通常1万4,700円が1万2,600円(約14%OFF)となる。

なお、「6300 AiO」の最小構成は、プロセッサがインテル Celeron G550プロセッサ、メモリが2GB、ハードディスクドライブが250GB、OSがWindows 7 Home Premium 32bit(日本語版)となっている。