情熱をこめてiPhoneを販売

最後に孫氏は料金プランの一例を示した。ここで引き合いに出されたのは、MNP(ナンバーポータビリティ)を利用してiPhone 5に乗り換えたケースについて。

料金プランの一例

まず、「のりかえ割」として毎月980円が引かれる。それがiPhone 4Sの64GBモデルからの乗換えだと「スマホ下取りプログラム」によって、毎月1,000円が20カ月間引かれることになる。つまり、月々の支払いはパケット定額の支払いは3,480円になる。

さらに「スマホBBセット割」が適用されると、1480円が値引かれ、当初5,460円で利用できるパケット定額サービスが2,000円で利用できると示した。KDDIよりも安く利用できることをここで改めて強調した。

また、既存ユーザーに対して、「キャリアは冷たい扱いをしている」という意見を汲み取り、既存ユーザーに対しても買い替え割を実施する。これは1年間、490円が値引かれるというもので、「スマホ下取りプログラム」を合わせ、さらに「スマホBBセット割」も適用されることになる。

最後に孫氏は熱をこめてiPhone 5の販売に当たることを強調した。「攻めのソフトバンクが守りに入ったんじゃないかという指摘もありましたが、ソフトバンクはまだまだ攻めます。豊富なオプションで、他社のiPhone 5よりも速度が速い、LTEのサービスも我々のほうが対応エリアが広い、そして我々のほうが確実に安い。さらに、情熱がすごい。ソフトバンクの攻めはお金で買えるものではない、この情熱をもってiPhone 5を販売していきたい」(孫氏)と熱く語った。