計測機器大手Agilent Technologiesの日本法人であるアジレント・テクノロジーは9月11日、ENAネットワークアナライザ「Agilent E5071C」のデジタルハードウェアをアップグレードすると発表した。

既存のE5071Cの全構成に対して、デジタルハードウェアのアップグレードキットを提供。従来のモデルは、Intel Celeron 1.3GHz/1.86GHzを使用していたが、これをIntel Core i7 2.53GHzにアップグレードする。これにより、従来のプロセッサや設定にもよるが、保存・呼び出し時間が2~5倍高速になる。また、ストレージデバイスがHDDからSSDへと変更され、これにより起動時間が30%以上、高速化される。

なお、価格は615,504円(税別)から。新規購入の場合、従来と同価格で提供するという。

デジタルハードウェアのアップグレードが発表されたENAネットワークアナライザ「Agilent E5071C」