産業能率大学は9月7日、950人のビジネスパーソンを対象に、擬音語などの感性的な表現(オノマトペ)を用いて、仕事・職場の状態の認識を尋ねる調査を実施、その結果を発表した。この調査は、8月3日から8月6日の4日間、20代から50代のビジネスパーソンを対象に、インターネット調査会社を通じて実施したものだ。

同調査では、「イキイキ」、「ワクワク」など、幸せな感情を表すと考えられる35項目の言葉を示し、自分の幸せの感情とぴったりくるものを5つまで選択してもらった。もっとも回答割合が高かったのは「ワクワク(39.8%)」だった。これに「ほんわか(33.7%)」、「ニコニコ(31.7%)」が続いた。

幸せな感情を表す言葉(5つ選択) 資料:産業能率大学

また、この1年間で、仕事をしていてワクワクする感情を抱く頻度を尋ねたところ、「ない(47.6%)」がほぼ半数を占めた。

仕事を通じてワクワク感を抱くこと 資料:産業能率大学

さらに、職場の雰囲気について、「ワクワク」という言葉がどの程度当てはまるかを尋ねたところ、「ある」(当てはまる+どちらかと言えば当てはまる)は、13.8%にとどまり、「ない」(当てはまらない+どちらかと言えば当てはまらない)は50.3%で半数を超える結果となった。

職場の雰囲気 資料:産業能率大学