凸版印刷は、パソコンやタブレット端末で、店頭での申し込み受付がペーパーレスでできる申込書発行システム「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)」において、入力フォームアプリを汎用化し、データセンターの機能を基本的な管理機能のみに絞り込みパッケージ化した「SpeedEntry plus」ASPサービスの提供を9月上旬より開始すると発表した。

初期費用は600万円~、運用費用は申し込み件数により別途。

「SpeedEntry plus」は、金融機関の店頭での各種申込書やスーパーなど流通の店頭におけるクレジットカードやポイントカードの申込書を、ペーパーレスで作成するシステム。申込者自身が、パソコンやタブレット端末上で、タッチペンを使った選択肢のタッチ入力や手書き入力で申込書を作成し、データセンターでデータを管理する。

「SpeedEntry plus」ASPサービスのシステムイメージ

今回、入力フォームアプリ、データセンター機能、セキュリティ対策をパッケージ化して、ASPで提供する。

ASPサービスで提供することにより、個別企業向けの新規開発の場合と比べ、システム導入費用を約3分の1以下に削減し、導入までにかかる期間を従来の4~5カ月から最短で約2カ月に短縮している。

また、オプションサービスとして、運転免許証をはじめとする本人確認証の読み取り機能や企業サーバへの情報連携を提供する。