撮像素子には、1/1.7型の有効1,010万画素MOSセンサーを搭載する。前モデルLX5の撮像素子に比べると、有効画素数は同じだがサイズがやや小さくなり、センサーの種類はCCDからMOSセンサーへと変更されている。

初期設定の画質は、シャープネスと彩度がほどよく高められた見栄え重視の傾向だ。フォトスタイル機能を利用することで、いっそう鮮やかな「ヴィヴィッド」や落ち着いた色調の「ナチュラル」など好きな色傾向に変更することもできる。最近のデジカメとしてはセンサーの画素数は少なめで、解像感は特に高いとはいえないが、画面の四隅までくっきりとした像を結ぶ。

感度は、ISO80~ISO12800に対応する。ISO400を超えるあたりから暗部のノイズが目立つようになり、ノイズ低減処理による解像感の低下も気になりはじめる。写真の使用目的にもよるが、個人的には画質を重視するなら、ISO80~400の範囲で使いたいと思う。レンズが明るいので低感度での運用は十分に可能だ。

近ごろは、より大型の撮像素子を搭載したコンパクトデジカメが徐々に増えていて、それに比べると本モデルの細部描写力と高感度画質には少々物足りなさも残る。とはいえ、快適な操作レスポンスや、ハイスピードレンズによる使い勝手のよさ、多彩な撮影機能は魅力的で、カメラ全体としてはバランスよくまとまっている。明るいワイドズームを生かして、気軽にスナップ撮影を楽しめるカメラだ。

撮影モード:絞り優先AE(F8 1/200秒) / 露出補正:-0.3 / 感度:ISO80 / WB:晴天 / 焦点距離:6.3mm (オリジナル画像を見る:3,648×2,736ドット)

撮影モード:絞り優先AE(F2.2 1/2000秒) / 露出補正:±0 / 感度:ISO80 / WB:オート / 焦点距離:4.7mm (オリジナル画像を見る:3,648×2,736ドット)

撮影モード:絞り優先AE(F5.6 1/4秒) / 露出補正:+0.6 / 感度:ISO400 / WB:晴天 / 焦点距離:4.7mm (オリジナル画像を見る:3,648×2,736ドット)

撮影モード:絞り優先AE(F4 1/500秒) / 露出補正:±0 / 感度:ISO80 / WB:晴天 / 焦点距離:4.7mm (オリジナル画像を見る:3,648×2,736ドット)

撮影モード:絞り優先AE(F2.8 1/5秒) / 露出補正:+0.3 / 感度:ISO80 / WB:晴天 / 焦点距離:4.7mm (オリジナル画像を見る:3,776×2,520ドット)

撮影モード:絞り優先AE(F5.6 1/500秒) / 露出補正:-0.3 / 感度:ISO80 / WB:晴天 / 焦点距離:10.8mm (オリジナル画像を見る:3,776×2,520ドット)

オリジナル画像を見る:ISO80

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感度の調整による写りの比較。上段左から順にISO80/100/200、中段左からISO400/800/1600、下段左から3200/6400/12800で撮影。撮影モード:絞り優先AE(F5.6) / 露出補正:-1.3 / WB:オート / 焦点距離:10.8mm