富士通はこのほど、商用車向けに、スマートフォンで収集した車両の運行情報やドライバーの作業情報をクラウドサービスで管理・分析する運行管理サービス「TRIAS/TR-SaaS for Smartphone」を販売開始すると発表した。

同サービスは、デジタコ版運行管理システムとして運送事業者に導入実績を持つ「TRIAS/TR-SaaS」をベースに、コストを抑えて容易に導入できるスマートフォン版のクラウドサービスを提供するもの。開発元は富士通九州システムズ。

GPSを利用して、車速情報や位置情報などの運転情報を簡単かつリアルタイムに記録。オプション機能である社員の位置情報を把握する機能ではタイムリーな業務指示を実現し、日報の自動作成機能によりドライバーの作業負荷を大幅に削減する。

運行管理サービス「TRIAS/TR-SaaS for Smartphone」イメージ

スマートフォン1台当たりのサービス利用料は月額1,100円から、追加PCクライアントライセンスが月額3,000円からとなっているほか、導入初期時は導入支援費が必要となる。