ゼットエムピー(ZMP)は7月25日、頭部電位センサ「e-nuvo Fp1Electrometer-Z」(画像1)を披露、同日より受注を開始し、2012年9月から出荷することを発表した。

e-nuvo Fp1Electrometer-Zは、ヘッドバンドにより電極を被験者の前頭部(額部)に取り付けて(画像2)電位を計測するドライ方式のセンサで、被験者のα、β、γ、θの各種脳波の取得が可能だ。

画像1。e-nuvo Fp1Electrometer-Z

画像2。装着例

センサ部には、Necomimiなどがパートナー製品として知られる米NeuroSkyのモジュールを採用し、集中度/リラックス度の判定も同社のアルゴリズムがそのまま用いられている。通信方式はBluetooth 1.2(クラス2)を採用し、リチウムイオン充電式の電源を用いて、連続計測時間は約2.5時間。

これを用いて計測することで、例えばドライバーなら、自動車のフィーリング評価、乗り心地、使い勝手、ドライビングそのものの楽しさや緊張状態などを評価することが可能だ。心地よく運転していれば、いい緊張状態としてα波とβ波が共に高く計測されるが、車線を変更したり交差点に差し掛かったりした時など、事故が起きる可能性が高くなることでストレスを感じる状態、つまり悪い緊張状態になると、α波が低く、β波が高くなることなどが確認できるというわけだ。

かなりコンパクトな設計なので、誰でも装着することが可能。自動車分野以外にも、ヘルスケア、ニューロマーケティング、エンターテインメント分野の研究などでも活用可能としている。

製品内容は、センサ本体、ヘッドバンド、モニタリングソフト(画像3)、充電ケーブル、Bluetoothドングルで構成され、購入後すぐに計測が可能だ。価格は、18万円(税別)となっている。

画像3。モニタリングソフトウェア画面(画面は開発中)