日本ベリサインとLunascapeは7月20日、Lunascapeが提供するAndroid向けのWebブラウザ「iLunascape」のアドレスバーに、日本ベリサインの「ノートンセキュアドシール」を表示する「シールインブラウザ」サービスの提供を開始した。

ノートンセキュアドシールは、Webサイトがマルウェアに感染していないこと、Webサイトの運営企業が実在することを示すマーク。2012年5月の「企業システムとセキュリティについての調査」(ボーダーズ)では、インターネットユーザーにおけるノートンセキュアドシールの認知率は78%となっている。

シールインブラウザの画面イメージ

WebブラウザのLunascapeはPC版とスマートフォン版がそれぞれ提供されており、同社によると国内で100万ユーザーが利用しているという。今回、シールインブラウザが搭載されたのはAndroid版。日本ベリサインでは、Androidスマートフォンにおける同機能の導入は世界初と発表している。

Lunascape代表取締役社長 CEOの近藤秀和氏は、「Android OS上におけるマルウェアやセキュリティの脅威の問題は日増しに高まっており、世界中で大きな懸念が表明されている。そういった脅威から利用者を守るための新しいブラウザの機能のひとつとして、ベリサインと共同にて世界で初めてシールインブラウザ機能をリリースできたことを大変うれしく思う」とコメントしている。