アイホンはマンション向けの高機能集合住宅システム「らくタッチ」を2012年12月に発売する。インターホンの機能操作を簡単にし、「誰もが使いやすい」を追求した集合住宅用インターホンシステムで、発売1年間で12億円の売り上げを目指す。

同商品は増え続けるマンションのリニューアル需要を踏まえ、省施工化による設備更新の手軽さ、高齢社会にも対応した使いやすさを実現させた重合住宅用インターホンシステム。住宅情報盤のモニターは、従来の4型モニターよりひと回り大きな7型ワイドタッチパネルモニターを採用することで、見やすさが格段にアップした。また、タッチパネルモニターに表示されるインターフェースデザイン一新。アイコンは視認性を高めたイラストにするなど、高齢者や子どもにも分かりやすい設計となっている。

高齢者から子どもまで使いやすい「らくタッチ」

また、管理員から居住者への連絡には「電子掲示板」機能が活用できる。管理者が居住者に折り返し連絡をお願いできる「メモリーメッセージ」、管理員の声を各居室の住宅情報盤に残せる「お知らせ録音」など、管理員の業務の効率化を図った機能が付いているのも特長。さらに避難誘導など緊急時の対応に役立つ、一斉放送機能もある。

本体サイズは既設の取り付け方法に制限されないオールインワンの取り付けサイズ。壁面の加工の手間を必要とせず、施工も容易で工事期間も短縮できるという。また、大きめなサイズを採用することで、既設機器を取り外した後の日焼け跡なども簡単に隠すことができる。

価格は住宅情報盤(住戸用)14万8,000円、住宅情報盤(共同住宅用)15万8,000円 、玄関子機(パネルなし)1万9,800円、カメラ付玄関子機(パネルなし)4万3,800円 、玄関子機用パネル3,000円(価格はすべて税別)。

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