東芝は6月14日、液晶テレビ「REGZA(レグザ) 32S5」を発表した。発売は7月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は6万円前後となっている。

「REGZA(レグザ) 32S5」

画面の直下にLEDバックライトを配置する「ダイレクトLEDバックライト」を採用する32V型モデル。これにより、LEDの光をダイレクトに画面に投影することが可能となっており、460万:1という高いダイナミックコントラストを実現している。

また、従来モデル(「32BC3」)比で開口率を約2.5倍に拡大した「ダイナミックフロントスピーカー」を搭載。帯域バランスの良いスピーカーユニットとの組み合わせにより、明瞭かつパワフルなサウンドを実現している。スピーカーユニットは、4×12cmの楕円形フルレンジユニットを採用。

映像処理エンジンはレグザエンジンを採用。低解像度の映像を超解像技術により高解像にする「レゾリューションプラス4」や、明るさなど部屋の環境に合わせて最適な画質調整を行う「おまかせドンピシャ高画質2」に対応する。

リモコンは、大きな文字表示で視認性の高い「シンプルレグザリモコン」が付属

USB接続の外付けHDDへの録画機能も備えている。ただし、シングルチューナーモデルのため、地上デジタル放送の録画中はBS/110度CSないし録画中の番組のみという具合に、録画中は録画中の番組か別の電波の番組しか視聴できない。USBハブを使用すれば、最大4台までのHDDを同時接続することが可能。登録可能台数は8台までだ。

主な仕様は、チューナーが地上デジタル/BS/110度CSデジタル×各1基で、液晶パネルが表示画素数1,366×768ドットのVAパネル、パネルコントラストが3000:1、内蔵スピーカーの実用最大出力が10W×2となっている。映像インタフェースにHDMI入力×2系統、D5入力×1系統、ビデオ入力×1系統を備えるほか、USBポート×1基、LANポート×1基を搭載。消費電力は67W(待機時0.3W)、年間消費電力量は45kWh/年だ。

本体サイズはW73.3×D14.5×H54.6cm(卓上スタンド含む)、重量は5.5kgとなっている。