Firefox web browser - Faster, more secure & customizable

Mozillaは7日(米国時間)、次期メジャーバージョン「Firefox 14」のベータ版を発表した。発表では「Firefox 14 beta」の公開とともに、Firefox 14に実装されている主な新機能についても紹介している。

Firefox 14では、Google検索のSSL暗号標準化やアドレスバーのアイコン表示の変更、Awesome Bar(ロケーションバー)でのURLの自動補完機能の追加、「Click to Play」機能の導入、Mac OS X 10.7向けにネイティブフルスクリーンのサポートなどが行われている。また、開発者向けにはPointer Lock APIの改善や開発支援ツール「インスペクタ」に疑似クラスロック機能の追加なども行われている。

AweSome Barや検索バーから直接Google検索を行う際に標準でHTTPS接続となり、Googleと安全に通信できるようになる。さらにFirefox 13よりSPDYを標準サポートしているため読み込み速度の向上も期待できる。アドレスバーの左側に表示されるアイコンの表示を変更している点やプラグインコンテンツを自動実行されないよう「Click to Play」機能を導入している点については「ファビコンをブロック」の記事や「click-to-play pluginsを実装」の記事が参考になる。

なお、Mozilla FoundationではFirefox 14の正式リリースを7月17日に予定している。