コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は6月8日、宮崎県警生活環境課と高鍋署が6月6日に、インターネットショッピングサイトを通じて無断複製したコンピュータソフトを販売したとして宮崎県の会社員男性(39歳)を著作権法違反の疑いで逮捕し、翌7日に宮崎地検へ送致したことを公表した。

発表によると、この男性は2011年3月ごろから4月ごろにかけて、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Office Professional Plus 2010(日本語版 / Microsoft Open License プログラム)」を無断複製したDVD4枚を、東京都の会社など2ヵ所に計17万8000円で販売していたとされる。この男性は4月に有印私文書偽造・同行使などの疑いでも逮捕・起訴されている。

警察の調べに対し、男性は「海賊版とは思わなかった」などと述べ、容疑を否認しているという。