ニールセン・カンパニーは5月22日、日本のスマートフォンユーザーに関する最新の調査結果を発表した。同調査では、スマートフォン所有率、機能の利用状況、アクセス場所などについてまとめている。

調査の結果、日本の携帯電話所有者のうち、スマ-トフォンユーザーの所有率は26%で、特に、フルタイム勤務、学生の所有率が高いことがわかった。

就業状態別のスマートフォン所有率 資料:ニールセン・カンパニー

スマートフォンで最もよく利用されている機能はカメラで、これにインターネット、予定表、他の機器との同期が続く。フィーチャーフォンの利用率が15%だったのに対し、スマートフォンユーザーの利用率は55%と、SNSの利用において大きな差が見られた。

過去30日間に、主に利用している携帯電話で使ったメッセージサービス・機能 資料:ニールセン・カンパニー

スマートフォンで利用しているメッセージサービスや機能をメーカー別に見ると、SNSを最もよく利用しているのはiPhoneだった。

「スマートフォン メーカー別過去30日間に、主に利用している携帯電話で使ったメッセージサービス・機能 資料:ニールセン・カンパニー

メディアやデジタルコンテンツにアクセスする場所はどの機器も自宅が最も多く、スマートフォンユーザーは、「バス、電車」「空港」などのほか「テレビを見ている時」も半数以上となった。